ランニングマシン(ルーランナー又はドレッドミル)の家庭用を探す場合、速度、傾斜、値段のほかにも検討するべきポイントを押さえておかなければ後で泣きを見る可能性があります。
このページでは家庭用ランニングマシン購入に際し最低限必要なスペックは以下の10項目。
- 【選び方その①】家庭用ランニングマシンはメーカーから選べ!
- 【選び方その②】家庭用ランニングマシン安物買いの銭失いになるな!
- 【選び方その③】ベルトサイズは業務用に近い物を選べ!
- 【選び方その④】最高速度は20km/hが出るモデルを選ぶべし!
- 【選び方その⑤】連続走行時間が長いランニングマシンを選べ!
- 【選び方その⑥】傾斜角度を変更できる物を選べ!
- 【選び方その⑦】耐荷重はできるだけ大きいに越したことは無い
- 【選び方その⑧】馬力は平均2馬力以上を選べ
- 【選び方その⑨】出来るだけ静かな方がいい
- 【選び方その⑩】保証内容と出張修理を必ず確認
この記事では選び方10項目を説明しますが、これらの条件を兼ね添えている、家庭用のランニングマシン(ルーランナー又はドレッドミル)のおすすめはジョンソンヘルステック社製一択でしょう。
- 家庭用ランニングマシンに必要な機能
- 【選び方その①】 家庭用ランニングマシンはメーカーから選べ!
- 【選び方その②】 家庭用ランニングマシン安物買いの銭失いになるな!
- 【選び方その③】ベルトサイズは業務用に近い物を選べ!
- 【選び方その④】最高速度は20km/hが出るモデルを選ぶべし!
- 【選び方その⑤】連続走行時間が長いランニングマシンを選べ!
- 【選び方その⑥】傾斜角度を変更できる物を選べ!
- 【選び方その⑦】耐荷重はできるだけ大きいに越したことは無い
- 【選び方その⑧】馬力は平均2馬力以上を選べ
- 【選び方その⑨】出来るだけ静かな方がいい
- 【選び方その⑩】保証内容と出張修理を必ず確認
- 家庭用ランニングマシンにあったらいいなという機能
- 家庭用ランニングマシン【選び方その①~⑩】まとめ
- 【選び方その①~⑩】を考慮しつつ家庭用ランニングマシンを探す
- ジョンソン「8.1T」「T7.1」比較
家庭用ランニングマシンに必要な機能
38歳マラソンが趣味の普通のサラリーマンです(男性)。
毎日1時間ほど家庭内でランニングマシンを使うヘビーユーザーの部類に入ると思います。
過去10年間で7回くらい家庭用のランニングマシンを使ってきました。最初は3万円台の物を使っていましたが、わずか半年で壊れ、5万円台、10万円台と機能などを追い求める内に値段がどんどん上がっていきました。
結果的にスポーツジムで使われている物とほぼ変わりない使用感の30万円台の物を4年ほど使っています。
何度も買い換えていく中で、『最低限必要な機能』というものが見えてきました。
結論から先に説明すると以下の10か条をクリアしたものが家庭用ランニングマシンとしてはおススメ。
【選び方その①】 | 『スポーツジムで使われているメーカー製を選ぶ』 |
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【選び方その②】 | 『20万円以上のモデルが素材・構造的に優れている』 |
【選び方その③】 | 『ベルトサイズは業務用長さ152cm×幅51cmに近い物を選ぶ』 |
【選び方その④】 | 『MAX20km/hのモデルを選ぶ』 |
【選び方その⑤】 | 『連続使用時間60分以上を選べ』 |
【選び方その⑥】 | 『傾斜角度3度以上で電動調節ができる物を選べ』 |
【選び方その⑦】 | 『耐荷重100Kg以上のモデルを選べ』 |
【選び方その⑧】 | 『馬力は平均2馬力以上を選べ』 |
【選び方その⑨】 | 『バネ・ゴムはNG⇒衝撃吸収素材をふんだんに使っている物を選ぶ』 |
【選び方その⑩】 | 『製品保証2年以上、出張修理ができるメーカーを選べ』 |
家庭用ランニングマシンを購入するにあたり【選び方その①】~【選び方その⑩】まで10項目に分けて紹介していきます。
【選び方その①】 家庭用ランニングマシンはメーカーから選べ!
初めて家庭用ランニングマシンを購入する場合はどのメーカーから販売しているランニングマシンが良いのか判りませんね。
楽天やAmazonの売れ筋ランキングで『上位で人気があるから買ってみよう』という買い方はあまりおススメできません。
ランキング上位にあるモデルは単に安いから売れている物が多いからです。私も最初はそういう買い方をして何度も失敗してきました。
家庭用ランニングマシンを購入するにあたり大事なのは
ということです。
家庭用のランニングマシン”だけ”を販売しているようなメーカーは正直おススメできません。
ひどい場合、すぐ壊れて直したくなってもすでにメーカーが存在していなかったり、安い中国メーカーなどの場合日本国内のサービスが悪く出張修理が無いメーカーもあります。
ジムで使われているランニングマシンのメーカー
スポーツジムやフィットネスクラブで使われているランニングマシンを販売しているメーカーが、家庭用としてラインナップしているランニングマシンは機能が充実し、耐久性、アフターサービス・フォローや保証がしっかりしています。
有名なメーカーを幾つか紹介しますが家庭用ランニングマシンを選ぶ場合これらのメーカー以外の物は正直おススメできません。
ライフフィットネス・・・フィットネス業界では売上NO1ブランド。高級ホテルやスポーツジム、フィットネスクラブに設置されることが多い。アメリカ陸海空軍採用の信頼度あり。公式サイトや楽天でも販売されていたが、最低モデルでも48万6千円と高額。
ダイコウ・・・フィットネス機器専業メーカーで家庭用ランニングマシンは比較的価格が安く機能も満載というモデルが多いのが特徴。アジア、中国の業務用も手がける大手のフィットネスメーカーからのOEM生産品の輸入販売もしており日本向けに適したモデルを厳選し、生産保証体制もしっかりしているので信頼は高い。
ジョンソンヘルステック・・・販売実績世界第4位、アジア第1位の国際的なフィットネスマシンメーカー。スポーツジム、フィットネスクラブや高級ホテルなど業務用にジョンソンを使用されているところが多い。MATRIXシリーズは業務用120万~、家庭用54万~と高額ながら、家庭用ランニングマシン8.1Tは20万円台で購入できる為かなりの人気モデルとなっている。
【選び方その②】 家庭用ランニングマシン安物買いの銭失いになるな!
家庭用ランニングマシンのおススメを紹介していたブログを見ると、3万円以上の物を選びましょう』とあり、当初はそれを信じて3万円台の物を購入。
結局半年で使い物にならなくなり、その後も5万円台、10万円台と徐々にグレードアップしていきましたが、結局30万円クラスの家庭用ランニングマシンを購入してやっと壊れずに使っています。
家庭用ランニングマシンを安く手に入れたいのはわかりますが、壊れてしまい買い替えるとなると結局はかなりの出費になってしまいます。
安物買いのシミュレーション
3万円+6万円+8万円+10万円+12万円+15万円=6年で54万円の出費(僕の場合)
10万円台の物ならよいか?というと10万円クラスでもまだまだ不満が残るものが多いです。
10万円台でも残る不満
- 構造的に安いパーツを使っている
- モーターが非力
- 速度がマックス16km/hまで
- 連続使用時間が60分以下
(モーターや連続使用時間に関してはのちほど説明)
考えてみて欲しいのは、【選び方その①】で紹介したようにスポーツジムやフィットネスクラブにある業務用ランニングマシンは1台100万円以上するということ。
家庭用ランニングマシンでその10分の1の値段となると、おのずとパーツや素材などが安価なってしまうのは当たり前。
安いパーツ、構造のランニングマシンの上で体重が40kg以上ある大人がドタドタと30分以上も振動を与えた場合に安ければ安いほどその結果どうなるか想像がつくと思います。
かといって50万円以上も払っていられないというのが一般ユーザーのお財布事情。
過去安物を買って散財してきた経験値から言わせてもらえば、今後も末永くランニングマシンを使っていきたいならそれなりに高額の物を選ぶべき。
安物を買って結果的に損しないためには、
この事がよく分かりました。
【選び方その③】ベルトサイズは業務用に近い物を選べ!
家庭用ランニングマシンとして販売されている物で、安い物ほどベルトサイズが短かったり、幅が狭かったりします。
スポーツジムなどで使われている業務用ランニングマシンの走行面のベルトサイズは長さ152cm×幅51cm~56cmが主流。
↑ジョンソンヘルステックMATRIXの走行面ベルトサイズは
長さ152cm×幅51cm~56cm
このサイズが家庭用ランニングマシンだとやはり高額のモデルになってしまいます。
安いモデルだと長さ100cm×幅40cmが多い。
大人の身長から最適なベルトサイズを割り出す方法
一般的に大人の歩幅計算で算出すると、長さ(走行方向)120cm以上が推奨されています。
ベルトの長さは自分の歩幅+10cmが目安で、しっかりした速度で走るランニングの場合の歩幅は「身長×0.65」で割り出します。
更に10cmをプラスしたものが必要な走行ベルトの長さの目安になるので、最適な家庭用のラングマシンを選ぶとすると、例えば身長168cmの私の場合、
となるので、120cm以上のベルトの家庭用ランニングマシンが最適になります。
身長がさらに大きい人は120cmでも物足りない可能性がありますね。
180cmで計算すると、
なのでベルトの長さが120cmでも足りないことになりますね。
背が低くストライドが短い人はこの限りではありませんが、背が高い人は目安にしてください。
【選び方その④】最高速度は20km/hが出るモデルを選ぶべし!
もともと足が速い人はなおさらですが、家庭用ランニングマシンで30万円を超える高級モデルでもMAXスピードが16km/hまでしか出ないモデルも多いです。
走行スピードがもともと遅い人なら16km/hでも間に合いますが、ランニングマシンに慣れると共に筋力がつき走るのが速くなってくると、MAX16km/hまでしか対応していないランニングマシンだと結局物足りなくなってしまいます。
末永くランニングマシンを使いたいなら、MAXスピードが速いモデルを持つべき。
【選び方その⑤】連続走行時間が長いランニングマシンを選べ!
10万円クラスの家庭用ランニングマシンだと連続走行時間が60分までを推奨としているモデルが多いです。
これはランニングマシン本体やベルトの耐久性というよりはモーターの耐久性が60分までということ。
60分以上走行したらベルトが切れるようでは1日しか持たないってことになりますから。
60分を超える走行をした場合モーターが焼き切れる可能性があるということです。
安いモデルに多いですが、ひどい場合だと製品スペックで連続走行時間を表記していない製品もあるので要注意してください。
業務用ランニングマシンの最大連続走行時間(参考値)
- プリコー製⇒120分
- ライフフィットネス⇒不明
- ジョンソンヘルステック製8.1T⇒99分
【選び方その⑥】傾斜角度を変更できる物を選べ!
ここまで読めば10万円以下の安いモデルを買おうという気にはならないと思います。
傾斜角度は3%の傾斜をつけると通常の平らな道路を走るのと同じ負荷がかかるので、角度調節ができないモデルはむしろ通常の道路でゆるやかな下り坂を走っているのと同じになってしまい何のためにランニングマシンで鍛えているのかが判らないですね。
傾斜角度がつけられる家庭用ランニングマシンでも手動式と電動式があります。
手動調節は走る前に決めた角度でずっと走行するので正直つまらないんですよね。
10万円を超える家庭用ランニングマシンなら大抵電動角度調節になります。(一部手動のモデルもあるようです)
23万円を越えたあたりから走行プログラムに応じて自動で傾斜が変わるモデルもあります。
傾斜角度-3~15度がウリの家庭用ランニングマシンとプログラムに応じて自動で角度が変わるのがウリのモデルで好みが別れるところですが、6~7度もあれば充分負荷のかかる走行は出来ます。
おススメはプログラムに応じて自動で角度が変わる家庭用ランニングマシンの方が圧倒的に楽しいですね。
【選び方その⑦】耐荷重はできるだけ大きいに越したことは無い
3万円クラスだと耐荷重100Kg未満となっている場合が多いです。
これは上でも説明したように安いモデルはそれだけ耐久性のしょぼい素材を使っているから。
フィットネス機器専業メーカーのダイコウ製でも5万円クラスであれば90Kg未満というスペックです。
10万円クラスで100Kg~110Kg、15万円クラスで130Kg、20万を超えると137Kg~150Kgあたりの耐荷重があります。
長い年月使うことを考えると最低でも100Kgの耐荷重は欲しいところ。
ちなみに業務用ランニングマシンで主要メーカーの公式サイトからフラッグシップモデルの耐荷重を見てみると、
- ライフフィットネス SeE95Tse⇒182Kg
- ジョンソンヘルステック MATRIXT7xi⇒182Kg
- プリコー TRM885⇒181Kg
ダイコウは業務用トレッドミルとしてリハビリ用の機器しかなかったので割愛。
さすが、ジムに設置してあるようなプロユースのモデルは180kg以上という耐荷重がないとすぐ壊れちゃうんでしょうね。
【選び方その⑧】馬力は平均2馬力以上を選べ
連続使用時間と同じくモーターの性能を示すのが馬力です。
走行面のベルトを駆動させるためにはできるだけ馬力のあるモーターのが望ましく、馬力があるモーターは速度や体重制限にも関係してきます。
3万円台のものだとスペックに馬力の表記さえ無い場合が多いです。
5万円台の物で最大2.5HP(HPはホースパワーなので馬力を表す)平均1.5HPくらい。
『高耐久・高馬力・静音』などの表記があっても、実際に何馬力なのか表記が無いものは非力な可能性がありますね。
評判が悪いメーカーの物ほど「非力だからあえて馬力表記をしていないんじゃないか?」と疑わざるを得ません。
「最大2HP」という表記も注意が必要です。MAXパワーが2馬力しかないということは平均では1馬力以下の可能性がありおススメできません。
業務用ランニングマシンの馬力(参考値)
- ライフフィットネス SeE95Tse⇒4.0 馬力 (ピーク時出力: 8.0 馬力)
- ジョンソンヘルステック MATRIXT7xi⇒5.0 Hp
- プリコー TRM885⇒4馬力
ジョンソンヘルステックとプリコーは平均値なのかMAXパワーなのかは不明。ライフフィットネスの物が平均4馬力なので、同等の物と推定されます。
【選び方その⑨】出来るだけ静かな方がいい
大人がドタドタと走るのであれば、本体重量があり構造的にしっかりしたものであれば騒音はかなり制限されます。
家持ちの一軒家ならまだしも賃貸マンションの2階以上だと階下への迷惑にも繋がるので静寂性はしっかり押さえたい所です。
安物だと1回使っただけで下の住人から苦情が来て2度と使えない代物になってしまう恐れが大いにありますよ。
今回業務用のフラッグシップモデルの静寂性も調べてみましたが、静寂性に関しては全然紹介がありませんでした。
基本的にジムなどで使用する業務用ランニングマシンは静寂性を求めていないのかもしれません。
家庭用ランニングマシンの10万円以下のモデルの場合、ベルト下の衝撃吸収がバネ又はゴムが多く、これではほとんど衝撃を吸収できないでかなりの騒音になります。
そういう安物を買って、すぐに苦情が来たので昼間しか使えなかったという苦い経験があります。
といっても昼間は仕事でほとんどいないので、土日しか使えなかったのはつらかった。
静音モーターをウリにしているメーカーもありますが、音はランニングマシン全体から出ているので、実はモーターよりも特にベルト下の衝撃吸収にどれだけ力を入れているか?の方が重要になってきます。
15万円クラスではVRCなどの衝撃吸収素材がベルトの下に入っているモデルもあり、20万を超えたあたりから衝撃吸収素材の種類が増えます。
30万を超えるとベルト自体に衝撃吸収素材が使われるようになります。
今回色々な価格帯で静寂性に関して調べましたが、静寂性は家庭用ランニングマシンの要とも言えるわりにそれを大々的に紹介しているメーカーが少ない印象でした。
ランニングマシン全体から出る騒音はスペック表記が表現しづらいとも言えます。
ジョンソンヘルステックの8.1Tは衝撃吸収素材やマットにもかなり力を入れていました。クッションの固さを調節もできるのは他社製品では見つかりませんでした。
【選び方その⑩】保証内容と出張修理を必ず確認
最後の10項目目ですが、実はこれが一番重要です。安物を買って壊れた話はよく聞きます。
大抵大体の製品保証が1年か2年のものや、ショップによっては5年保証のところもあります。
最悪なのは保証期間内に壊れたにもかかわらず、すでにメーカーが無いパターンと、1年保証を過ぎたあたりで故障するパターン。
5年保証に入れるショップなら5年保証も悪くないですが12,000円ほど掛かります。
それと日本国内では出張修理を行っていないメーカーは注意が必要。
素人目にはどこが壊れたのかわからないのにサービスマンが来ないというメーカーも多い。
100kg前後ある本体を送り返す羽目になるなど考えられないですね。
いくら保証期間内とはいえその対応は無いよね。
例えば2年保証が有り3年目に壊れた場合、保証は効かないが、出張修理のサービスがあるメーカーなら有料になってしまうが、修理は出来る。
出張修理サービスが無いメーカーの場合、壊れてしまうともうあきらめるしかないパターンが多いです。
【選び方その①】で紹介した4大メーカーは日本国内でも出張修理が可能なメーカーなので覚えておきたい。
・ダイコウはメーカー保証1年しかない。出張修理は認定正規販売店が行うパターンもあり。
・ライフフィットネスは保証1年しかない。そもそも家庭用ランニングマシンの日本国内での流通量が少ない。公式サイトでも家庭内ランニングマシンはリンク切れになっており、売る気が無い模様。物は良いが国内在庫が少ないので部品取り寄せなどで時間が掛かるのが難点。
・プリコーは家庭用ランニングマシンは扱っていないので割愛。
・ジョンソンヘルステックは30万円を超えるモデルになると2年保証。20万円台でも2年保証の物もあり、製品の信頼度に自信が有るのが伺える。
ジョンソンヘルステック社は公式サイトから出張修理サービスの見積もりが取れるフォームがあります。これは他の主要メーカーには無かったのでかなり好感触。
保証期間、出張修理有無で見ていくとジョンソンヘルステックが圧倒的に他社を凌駕しているのがわかりました。
日本国内市場に一番力を入れているのが伺えます。
保証期間や出張修理のサービス体制を各社見てみると、ジョンソンヘルステック社一択かも?
家庭用ランニングマシンにあったらいいなという機能
●折りたためる機種は多いが、結局面倒なので折りたたまないことが多い。設置場所にもよるか。まさか折りたたんだ本体の真横に布団を敷いて寝る人もいないだろう。地震などで倒れてくる可能性を考えると逆に折りたたまないで済む場所に設置するか、毎回折りたたまないと使えないような狭い所で使うつもりなら購入は考え直したほうがよいかもしれない。
●スマホやドリンクホルダーは有ったほうがいい。
●脈拍計はバーを握るタイプよりトランスミッタータイプの方が走りやすい。
●パスポートプレーヤーはあれば楽しいけど音楽が聴ければいいという人は不要だろう。
●走行プログラムは言うまでも無く価格が高いほど充実してくる。プログラムに応じて傾斜角度が変わる上位機種を知ると下位モデルには戻れなくなる。
家庭用ランニングマシン【選び方その①~⑩】まとめ
【選び方その①~⑩】をおさらいしたい。
【選び方その①】 | 『スポーツジムで使われているメーカー製を選ぶ』 |
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【選び方その②】 | 『20万円以上のモデルが素材・構造的に優れている』 |
【選び方その③】 | 『ベルトサイズは業務用長さ152cm×幅51cmに近い物を選ぶ』 |
【選び方その④】 | 『MAX20km/hのモデルを選ぶ』 |
【選び方その⑤】 | 『連続使用時間60分以上を選べ』 |
【選び方その⑥】 | 『傾斜角度3度以上で電動調節ができる物を選べ』 |
【選び方その⑦】 | 『耐荷重100Kg以上のモデルを選べ』 |
【選び方その⑧】 | 『馬力は平均2馬力以上を選べ』 |
【選び方その⑨】 | 『バネ・ゴムはNG⇒衝撃吸収素材をふんだんに使っている物を選ぶ』 |
【選び方その⑩】 | 『製品保証2年以上、出張修理ができるメーカーを選べ』 |
【選び方その①~⑩】を考慮しつつ家庭用ランニングマシンを探す
この記事を書くのに丸3日掛けて楽天やAmazonの人気家庭用ランニングマシンやスポーツジムやフィットネスクラブに設置している業務用ランニングマシンのメーカー公式サイトなどを色々見てきました。
ランニングマシンを家庭用で使うのに機能、価格、製品保証、アフターサービスの観点で一番優れていると感じたのが「ジョンソンヘルステック社」でした。
さすが世界第4位、アジア1位のフィットネス機器販売実績を誇っているだけあるなと感じますね。
8.1Tの価格は239,800円で【選び方その①~⑩】を全てクリアしています。この価格帯で馬力が平均2.75馬力の家庭用ランニングマシンは他に見つかりませんでした。
少々高い買い物になってしまいますが、ジョンソンヘルステック製のランニングマシンならハズレは無いでしょう。
もうちょっと欲を出して
Erite T7.1(定価451,000円)
なんかも平均3馬力最大4.5馬力とパワフルで、スポーツジムにある業務用ランニングマシンに近い。
このあたりの価格帯になるとベルトも極厚クッションになるので更に静寂性が高まる上、ヒザやかかとへの負担が軽減されます。
ジョンソン「8.1T」「T7.1」比較
ジョンソン8.1Tのページの下の方に比較表があるのでそちらも参考にしてもらいたいですが、ここにスクショを貼ります。
ジョンソン「8.1T」「T7.1」のスペック比較をして目についた部分をピックアップしました。
本体サイズ(cm)
- 8.1T・・・186×95×150
- T7.1・・・210×95×150(全長が24㎝長い)
走行ベルト(cm)
- 8.1T・・・152×50
- T7.1・・・153×50(全長が1㎝だけ長い)
速度(時速)
0.8~20km(2台とも同じ)
傾斜
- 8.1T・・・0~12%
- T7.1・・・0~15%(3%大きい)
モーター馬力
- 8.1T・・・2.75CHP
- T7.1・・・3.0CHP(0.25CHP強い)
連続使用時間
99分(2台とも同じ)
価格
- 8.1T・・・239,800円
- T7.1・・・451,000円(211,200円高い)
比較してみてそれほど大きく変わらないのに211,200円も違うなら、8.1Tはかなりコスパが良いということがわかりますね。
この販売ページにも『ルームランナーの選び方10か条』がありますが、当サイトの内容とに通っている部分が多々ありますが、当サイトはこの10か条は全く参考にしていません(パクリではない)。
このページで紹介した10か条は当サイト独自のリサーチによるものです。(逆にパクられた?)
まあ家庭用ランニングマシンを選ぶとすれば、おのずと似たような10か条になるのかもしれませんね。
詳しい情報は以下のサイトを確認してみてください。