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墓じまい300万円の衝撃。遺骨はどうする?「海洋散骨」が50代に選ばれるこれだけの理由

くらし

墓じまい300万円の衝撃。遺骨はどうする?「海洋散骨」が50代に選ばれるこれだけの理由

「先祖代々のお墓、子供や孫に継がせてもいいのか?」

そんな悩みを抱え、意を決して石材店に見積もりを取った瞬間、膝から崩れ落ちそうになった経験はありませんか。

「撤去費用と閉眼供養で、合計○○万円です」

墓じまいは、ただ墓石を撤去するだけではありません。

お寺との交渉、行政手続き、そして取り出した「遺骨」をどうするかという最終的な問題が待ち受けています。

この記事では、墓じまいのリアルな相場から、複雑な「埋葬許可証」の手続き、そして今、多くの50代・60代が最終的なゴールとして選んでいる「海洋散骨」という選択肢について、包み隠さず解説します。

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墓じまいの現実的な相場費用(1名ではありません)

墓じまいの現実的な相場費用

まず、ズバリお金の話から始めましょう。

「お墓をたたむ」と一口に言っても、かかる費用は大きく分けて3つあります。

  • 1. 墓石の撤去・解体費用
    (1平方メートルあたり約10万円~15万円)
  • 2. 行政手続き・寺院への対応費用
    (離檀料やお布施。数十万円~数百万円のケースも)
  • 3. 新しい供養先の費用
    (永代供養や散骨費用)

よくある勘違いが、「1名数万円で済むだろう」というもの。

それはあくまで「散骨だけ」や「合祀墓に入れるだけ」の費用です。

今あるお墓を更地にしてお寺にお返しする「墓じまい」の総額は、平均して150万円~300万円かかるとも言われています。

特に、長年お世話になったお寺を離れる際の「離檀料(りだんりょう)」で揉めるケースが後を絶ちません。

「勝手に遺骨は持ち出せない」埋葬許可証の罠

「勝手に遺骨は持ち出せない」埋葬許可証の罠

お金の工面がついたとしても、次に立ちはだかるのが「書類の壁」です。

「自分の家の墓なんだから、勝手に骨壺を出して持って帰ってもいいだろう」

これは法律違反になります。

お墓の中に誰の遺骨が入っているかは、法律で厳格に管理されています。

墓じまいをして遺骨を別の場所(別の墓や海)に移すには、自治体が発行する「改葬許可証(かいそうきょかしょう)」が必要です。

手続きの落とし穴:改葬許可証にはお寺のハンコが必要

改葬許可証

この「改葬許可証」を役所からもらうためには、現在お墓があるお寺(または霊園)から、「埋蔵証明書(ここに遺骨があるという証明)」を発行してもらい、ハンコを押してもらう必要があります。

つまり、お寺側と喧嘩別れをしてしまうと、このハンコがもらえず、「お墓を撤去したいのに、遺骨を取り出せない(改葬許可が下りない)」という泥沼にはまってしまうのです。

だからこそ、墓じまいは「立つ鳥跡を濁さず」、誠意を持った対応が必要不可欠になります。

【現在進行形の実話】筆者55歳の墓じまいにまつわる話(参考になれば)

この記事を書いている筆者は55歳。既に父と母は若い頃に他界しています。

埼玉在住ですが名古屋に親戚がおり、檀家になっているお寺には

  • 祖父・祖母
  • 父(長男)・母
  • 父の兄、弟

と6体の遺骨が入った墓があり、5年ほど前に墓じまいすることを決意しました。

その際、親戚が檀家のお寺から言われた「離檀料(りだんりょう)」を含む墓じまい費用として、遺骨一体辺り50万円と言われたとのこと。

つまり墓じまい費用総額300万円という事です。

幸いその親戚はお金持ちで、私の両親の遺骨を引き取ってくれればあとは自分たちが始末するとのことだったので、なんとか両親の遺骨を引き取りました。

墓から取り出した遺骨、家に置き続けますか?

親の遺骨

今も家にある両親の遺骨

無事にお墓を撤去し、遺骨を取り出せたとしても、それで終わりではありません。

「この遺骨、どこに置く?」という問題が発生します。

一時的に自宅で保管する「手元供養」という方法もありますが、それはあくまで先送り。

あなた自身が亡くなった時、その遺骨は誰が管理するのでしょうか?結局、子供たちに負担を残すことになってしまいます。

そこで選ばれるのが、次の2つです。

  1. 永代供養(えいたいくよう):
    別のお寺にお金を払い、管理してもらう。
  2. 海洋散骨(かいようさんこつ):
    自然に還す。

永代供養も人気ですが、「知らないお寺の合祀墓(他人の骨と混ざる)に入るのは抵抗がある」「結局、管理費がかかる場合がある」という声も少なくありません。

永代供養(えいたいくよう)の埋葬方法別の1人あたり相場

永代供養の価格は、「他の方と一緒に眠るか、個別のスペースを持つか」で大きく変わります。

方法 1人あたりの相場 特徴
合祀(ごうし)型 5万〜30万円 最初から他人の遺骨と一緒に埋葬。最も安価。
集合墓型 20万〜70万円 個別の棚や区画に安置し、一定期間後に合祀。
個別墓型 50万〜150万円 専用のお墓を建てる。最も手厚いが費用は高め。

人気の供養スタイル別の相場

最近選ばれているスタイルの1人あたり平均額です。

  • 樹木葬:約10万〜70万円

    • シンボルツリーの周りに埋葬。合祀なら5万円〜、個別なら50万円〜と幅があります。

  • 納骨堂:約20万〜80万円

    • 自動搬送式(ビル型)やロッカー型など。都心に多く、1人用プランも豊富です。

  • 一般墓(永代供養付):約150万円〜

    • 従来のお墓の形。1人あたりというより「1基」単位の契約が多くなります。

なぜ今、50代遺族に「海洋散骨」が選ばれるのか

なぜ今、50代遺族に「海洋散骨」が選ばれるのか

そこで近年、急速に需要が高まっているのが「海洋散骨」です。

島国である日本において、海へ還ることは最も自然な形とも言えます。

海洋散骨のメリット

  • 後継者が不要:「墓守」を子供に押し付ける必要がありません。
  • 費用が抑えられる:お墓を建てる費用や永代使用料がかかりません(相場は5万円~30万円程度)。
  • 宗教不問:檀家制度のしがらみから完全に解放されます。

「お墓がなくて寂しくないか?」と心配される方もいますが、散骨された場所(GPS座標)へ船でお参りに行く「メモリアルクルーズ」も行われています。

広大な海すべてが、故人を想う場所になるのです。

まとめ:墓じまいは「終わらせる」ことではなく「自由になる」こと

墓じまいは「終わらせる」ことではなく「自由になる」こと

墓じまいは、先祖を粗末にすることではありません。

管理できずに無縁仏にしてしまうリスクを回避し、あなた自身も、そしてお子さんたちも「お墓の維持管理」という重荷から解放されるための前向きな選択です。

現状筆者の両親の遺骨も画像で示したようにまだ家にあります。

ずっと何年間もお墓に入っていた両親の遺骨を預かり海洋散骨をするつもりでしたが、いざ預かってみると「情」が沸くというのが人というもの。

姉からは「早く海洋散骨しろ」と言われてはいますが、なかなかそれに踏み切れない自分がいます。

とはいえ、いずれは海洋散骨するなり永代供養をするなり決めなくてはならなくなるでしょう。

「海洋散骨」に関してまずは資料を取り寄せ、家族で海を見ながら話し合ってみることをおすすめします。

散骨船長というサービスがありました

「散骨船長」というネーミングセンスの無さ(笑)

とはいえ創業18年で海洋散骨に関しては10年以上選ばれ続けている老舗といえます。(延べ1500名以上をサポートされています)

海洋散骨の流れ

海洋散骨の料金の最低額は19,000円という破格値。

色々なプランがあるようなので、

↓こちらの画像クリックで「散骨船長」を確認してみてください。


海洋散骨

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