便秘解消の食べ物は何が良いのか調べてみたら、やはり腸の働きをちゃんと正常化できるものが良いということが分かりました。数年前に便秘かと思っていたら実は大腸がんだったんです。ステージ3だったのでなんとか命はとりとめましたが、それ以来腸の菌活に関して関心を持つようになりました
便秘に悩んでいた37歳の頃の話
はじめまして、私は42歳で派遣社員をしています。
結婚はしていませんが、13年ほど同棲している男性がいるので、いわゆる事実婚状態です。
私の体は「胃下垂」らしく胃がものすごく下の方にあります。(おへその上あたり)
そのせいだと思うのですが、昔から便秘に悩まされていました。
ひどい時は1週間たっても鹿のウンチのようなポロっとしたものがちょっとずつ出るだけで、なかなか解消されませんでした。
流石に2週間も過ぎると、堰を切ったように大量にドバドバっと出ていました。
ツボ押しやお尻歩き、普段の食生活においてもなるべく繊維質の物を1品食べるといったこともやっていましたが、私の便秘は一向に解消されませんでした。
彼からは「浣腸すれば?」などと半笑いで言われていましたが、特にこれといった解消法もなく生活していました。
そして37歳の4月、忘れもしない大事件に発展したんです、、、、、。
便秘を放っておくととんでもない病気に、、、
4月の桜が満開になっている頃でした。
相変わらず便秘に悩まされて、とくにこれといった解消法もなく過ごしていたんですが、その頃半年ほど前から下腹部に痛みを抱えるようになっていました。
便通も多少はあったのですが、昔に比べて明らかに少なく、便も細いものがちょろっと出る程度。
下腹部の痛みは慢性的だったのですが、原因は便秘によるものだと思っていました。
しかし四六時中下腹部が痛むので、家で痛がっていると同棲している彼氏が、
「それちょっと異常じゃないの?早く病院行った方がいいよ」
と注意されました。仕事が忙しかったということもあり、なかなか病院には行けなかったのですが、やはり自覚症状もあったので病院に行くことにしました。
子宮のエコーでも異常は見つからず、医師の診断は小腸が弱っているのかもということで、漢方薬を処方されました。
しばらくその薬で様子を見ていましたが一向に下腹部の痛みは解消されず、消化器系の医者に行くことに。
何度か通院して、明日は大腸の内視鏡検査をする予定でした。
下剤を処方され、検査の数時間前に飲むように言われていたので検査当日の明け方6時くらいに飲みました。
どうやらその下剤がとどめを刺したようで、みるみる気分が悪くなり吐き気と下腹部の痛みが同時に押し寄せてきたんです。
あまりに気持ち悪くなったので自分の意識があるうちに救急車を呼びました。
便秘の原因は、、、、
救急車で運ばれたのは隣町にある小さな病院。
個人経営の消化器系に詳しいとされている病院でした。
気持ち悪くなった原因は、便が尋常じゃないくらい腸を圧迫していたから。
私は簡易的な麻酔がかかっていたので見ていないのですが、病院に呼ばれた彼が担当医から見せられたレントゲンが、
とこんな感じだったそうです。大腸がグイーンと上まで伸びているのはすべて便が詰まっているから。
もともと便秘だったところに下剤を飲んだせいで一気に便が大腸に集中したせいでこうなったそうです。
応急処置としてまずは便を排出しなければならないので、大腸内に「ステント」という医療器具を挿入されました。
興味のある人はグーグルの画像を見てみてください。
腸の中にみかんの入っている網のようなステントを入れて便を輩出するという応急処置でした。
ではなぜこんなにも大量に大便が詰まってしまったかというと、肛門の手前に小指の第一関節くらいの腫瘍が出来ていたからです。
一晩で溜まっていた大便は排出されて事なきを得ましたが、この大腸内の腫瘍に関してお医者さんから言われたのは、
「これだけ大きい腫瘍だとほぼ間違いなく悪性の腫瘍と思われます。いわゆるガンです」
なぜかあまりショックではありませんでした。どうせいつかは人間死ぬんだからと思っているからなのか?
とりあえず便秘の原因が分かったからなのか?
その町医者は「当院でもガンは治せる」と言っていましたが、彼氏が探してくれたガン専門の大きな病院で手術を受けたいことを先生に伝え、紹介状を書いてもらいました。
有明にあるガン専門の大病院で手術
過去の手術回数などが都内近郊でもダントツに多い大病院です。
最初に運ばれた町医者でも手術はできると言われましたが、やはりガン専門の病院の方が色々研究も進んでいるはず。
この病院を探してくれた彼氏に感謝♡
腸内にステントが入ったままということもあり、受付して即入院。手術スケジュールは2週間後でした。(2週間ステントが入ったままだったので辛かった~)
手術は6時間半にも及び、S状結腸という肛門の前にある大腸を15cmほど切除。
術後に彼が医者から受けた説明によると、ステントが入ったままで2週間も経っていたので、腸壁が炎症を起こしていたそうです。
なので10cm切除する予定だったのが15cm切除になったとのことでした。
大病院の先生の話では「応急処置とはいえ町医者はなぜステントを入れたのか理解に苦しむ。普通なら人工肛門で便を排出するべきだ」とおっしゃっていました。
最初に運ばれた町医者は
「人工肛門にすると一生外せないので37歳という若い人には可哀そうで処置できない」
と言っていましたが、大病院の先生の話によると、緊急的に人工肛門をつけても後から外せるということでした。
「町医者あぶね~~~~」
大病院に移って正解でしたよ。町医者レベルだと技術が乏しいのかもしれません。あそこにそのままいたら、今の私はいないかもしれません。。。
あの大事件から5年が経過しました
早いものであの大事件からこの4月でまる5年が過ぎ、きれいな満開の桜を今年も堪能出来ています。
一時は「もう別に死んでもいいや」なんて思っていましたが、今日も生きていることに感謝。
幸いガンのステージは3でした。4なら相当やばいらしいですが、体内のほかの部分へガンの転移も診られず、晴れて5年という月日が過ぎました。
ガンの原因は主に免疫力の低下だそうなので、
便秘が直接の原因ではない
と思いますが、あまりにも普段と違いすぎる症状がでるようなら早めに病院で診てもらう方が良いということをしみじみと感じました。
女性の場合下腹部の痛みは子宮なのか腸なのか原因を特定しづらいところもありますが、おかしいと思ったら恥ずかしがらずに大腸の内視鏡検査を早めにやった方が良いと思いますよ。
便秘だと侮るなかれ、意外と恐ろしい病気が潜んでいることを痛感したのでした。
便秘解消、解決に効果がある方法はコレ!
S状結腸を切除したこともあり、手術してからというもの昔ほど便秘に悩まされるということが無くなりました。(腸が短くなったことで便秘解消?)
とはいえ気になってはいたので、便意解消・解決するにはどんなことをすればよいのか食べ物などを色々調べてみました。
ツボ押しやヨガ、繊維質が多い食事など色々方法はありますが、正直どれも面倒といえば面倒。
ネットの口コミを色々見ているうちにたどり着いたのは、
「菌活」
です。
腸内のフローラ環境を整えるということで、腸内の善玉菌の量を悪玉菌に負けないように菌を育てる方法。
主に乳酸菌のサプリが有名ですが、乳酸菌のほかにも酵素、酵母、麹菌などが腸内菌に良いということがわかりました。
普段の食生活でなかなか摂取することが難しいこれらの成分を、効率的に摂れるので菌活サプリメントはかなりおススメできます。
で色々な菌活サプリメントが紹介されていますが、このサイトの一覧表にある「口コミ情報」を見てみると、やはり乳酸菌のサプリメントが便秘には効果があるようです。
便秘と思って侮っていると、とんでもないことに発展するかもしれないので、常日頃から腸の菌活は心がけていたいと思います。
ここまで読んでくださった方はどうか便秘が解消されますように。。。。。